結婚後のお金の管理は?
今回もある離婚の原因について考えてみたいと思いますが、その前に結婚後のお財布の管理を皆さんはどのようにお考えですか?
おそらく下記の3つのパターンがあると思います。
①財布1つ:銀行口座が2つだけど共有のオープン口座
②財布2つ:各銀行口座を夫婦が別々に管理する
③財布3つ:夫婦共有の銀行口座を別に設け管理する
皆さんはどのようなお財布の管理をお考えですか?
数値では示せませんが、財布を夫婦別々にすると離婚率が上がるなんて話もよく聞きますよね?
ちなみに私は①財布1つで、25年結婚継続中です。
離婚の原因②
お金の管理を上の②財布2つで行っていたことにより、1年弱で離婚に至ってしまった新婚夫婦の件です。
夫婦の状態
・年齢:夫30代前半、妻20代後半
・共働き
・財布2つ→夫の財布から家賃、公共料金引き落とし→妻の財布から食費、交際費等の支払い
・お小遣いは必要な分を各自が下ろす
・夫の収入は把握していたが、使い道の詳細は把握していなかった
このような状態でも各自がしっかりとお金を管理していれば、何の問題もなかったのですが、夫に次のような浪費癖が発覚し、金銭感覚の違いにより離婚してしまいました。
・車好きで、車を2年で買い替え続け、月々10万円以上のローンを組んでいた
・夫30歳前半で800万円近い年収であったにも関わらず、預貯金はほとんどなし
・結婚後も夜の交際費に月々10万円以上を使用
・ネットで馬券を購入し、負けこんでいたなどなど
ちなみに当相談所の会員様ではありませんので。
年収が高いだけではダメな典型的なパターンですね。
真剣交際に入りましたら、預貯金のことや金銭感覚的なことなど聞きにくいことでも、必ず聞くようにしましょう。
いくら人柄が良いからといって、結婚してからでいいやなどと先送りではだめですよ。
お財布の数はどれでも結構ですが、支出面のルール決めをするなど、大事なところは透明化して何でも話せる関係を作り、夫婦の描いた将来設計の目標に2人で向かって行っていただきたいと思います。
離婚してしまったのは残念ですが、そのまま結婚を継続しなくて良かったのではないでしょうか。
日本結婚相談所連盟では真剣交際者向けに下記のような様々な無料セミナーを受けられますので、是非ご活用くださいね。
「夫婦で始める家計管理セミナー」
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レッツマリーでは、時にはこのような夫婦像の話も織り交ぜながら、婚活の面談もさせていただいております。