日本人の80%以上の方がプラチナの結婚指輪を購入しますが、欧米では金が主流です。
日本では金の結婚指輪を購入される方は10%程度しかいません。
意外でしたね?
なぜ欧米での主流は金の結婚指輪なのか?
結婚指輪の起源は紀元前の古代ローマにさかのぼり、そのころは鉄の指輪を付けていたそうですが、2世紀ごろから金が使用されて始めたようです。昔から人は希少性で価値ある物を渡していたのですね。
2000年近い歴史があるのにも驚きです。
なぜ日本人はプラチナの結婚指輪を好むのか?
日本では結婚指輪の歴史は浅く、伝わったのは明治時代で、普及したのが大正時代だそうです。
プラチナは日本人のキメ細かい肌質や肌色に合い、日本人は性格が控えめで、ピュアで色合いも清楚な感じがいいのでしょうね。
特に男性は仕事中にもあまり目立たないプラチナをより好むそうです。
金とプラチナの比較
・相場(1gの価格)金:プラチナ=7847円:4407円(2022年2月28日の田中貴金属工業店頭小売価格)
2015年から金の価格が逆転して高くなり、差が開くばかりです、これも意外でしたね。
・比重(1cm3当たりの重さ、水が1) 金:プラチナ=19.3:21.4
・希少性 金 < プラチナ
年間生産量が金2500tに対して、プラチナは200t程度と10分の1以下と少なく、埋蔵量も少ないということですが、それでも金の価格が高いのは需要があり、人気もあるからなんですね。
ということは同じサイズ感の指輪なら加工性も絡むとは思いますが、金の方が高いということでしょうか。
金とプラチナではこのような違いがありますが、皆さんはどちらを選択しますか?
女性はピンクゴールド、男性はプラチナというご夫婦もいらっしゃるようです。
参考になりませんが、25年前私はプラチナを購入しました。